お疲れ様でぇぇぇぇぇす!
gritoshi(ガリとし)ですっっ!!!
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風』より、ディアボロのスタンド「キングクリムゾン」を、アニメ塗り風にリペイントしました!
このフィギュアは一番くじのB賞で、発売から約15年が経過しており、元の塗装が退色していたりムラが出ていたりする状態でした!
それを、アニメのように鮮明でシャープな印象に変えることを目指して作業したので、その過程やこだわりを解説していきます!

購入時の状態は、造形自体は非常に良好だったものの、塗装が全体的に平坦で、影・光のメリハリが弱い印象でした!
特に顔・目まわりはぼんやりしていて、スタンドらしい持つべき威圧感が伝わりにくかったです。のっぺりとしている感じ。
髪の造形や体躯ラインは美しくできていたので、塗装次第で劇的な変化が見込める作品だと感じました。

今回のテーマは「異端的なカリスマ性を強調する“恐怖×鋭さ”」です!
キングクリムゾンというキャラクターの魅力には、ミステリアスで異質な雰囲気も含まれると思うので、
- 線入れをしっかりと入れる
- 髪・体のラインに沿って影を強調
- 目には強いコントラストを持たせて表情を際立たせる
という方向でリペイントしました!
このテーマを元に、どの部分をどう変えるかを意識しながら作業を進めています!

結構古い一番くじものだからか、
ヤフオクでは箱なしで約2,000円ほどで取引されているので、
比較的安価で手に入るかなと思います!
普通に造形もポージングもかなり良いんですけどね(笑

使用塗料・道具一覧
以下を主に使用しました:
- 塗料:ミスターカラー(ブラック、グレー、レッド、ホワイト系)
- 筆:面相筆(極細)、平筆、エアブラシ
- 仕上げ:つや消しトップコート
- 補助道具:お湯(分解するために)、接着剤

作業工程(文章で解説)
- 下地処理・表面整え
まず、全体を真っ白にして、塗料の乗りを良くします。 - ベースカラー塗布
赤色の面積が広いのでレッドからやっていきます。全体にレッドを吹き、ムラを避けるように複数回重ね塗りします。 - 影の追加
造形の凹部に濃いカラーを入れて影を強調。白のライン、筋肉のライン等の影を丁寧に描き込むことで、「線」による陰影を強めています。 - 線入れ
ジョジョらしさを出すために、線入れを多く入れていきます。 - 仕上げ・トップコート
つや消しトップコートを薄く吹いて全体の質感を統一。テカリすぎないように注意しながらムラを防ぎました。

ジョジョのキャラたちは、立体化(フィギュア化)すると非常に映えるデザインだと思います!
ジョジョ立ちもありますし!
それにプラスで2次元彩色にするとさらに迫力が増しますね!♪

工夫点・失敗談
今回苦心したのは、影とベース色のバランス調整です。深く塗りすぎると黒く沈んでしまい、浅くすると平坦になるので、少しずつ色を試して調整しました。
失敗に関しては、黒の線をもっと入れてもよかったかなと思いました。
ジョジョらしさを出すために多く入れたつもりでしたが、まだ足りない感じもありますね。

まとめ・次回展望
古いフィギュアだったからこそ、塗装ムラの修正という余地があり、リペイントの面白さをより感じられた作品です!
次回はこの塗装技法を他のキャラクターにも応用して、配色のバリエーションを増やしてみたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。また次回作もぜひ見ていただけると嬉しいです!
権利表記(キャラクター名表記例)
※本記事で使用しているキャラクター名・作品名は、すべて原作者および版権元に帰属します。
引用元:荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険制作委員会


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