お疲れ様です!
garitoshi(ガリとし)です!
今回は「ONE PIECE(ワンピース)」の人気キャラクター、ポートガス・D・エースのプライズフィギュアをアニメ調にリペイントしました!
もとの塗装ではほぼ一色のトーンでしたが、今回は“火拳のエース”らしい情熱と炎の迫力を出すことを意識。
肌の陰影や筋肉の立体感、炎のグラデーション表現など、細部にこだわった工程を紹介していきます。

台座の床もグラデーションを加えて、アニメ感じを強調しました。

炎のエフェクト部分を赤〜橙〜黄色のグラデーションで塗り分け。
光源を意識して、エースの体にも炎の「熱」が当たるようにオレンジを入れています。

恐らく元のフィギュアは、炎がエースの意思となって現れるみたいなコンセプトだと思いますが、生き返ってもらうことにしました(笑
本来のエースの体としてリペイントを行い、陰影強調で、アニメのワンシーンのような“止め絵感”を出せました。
使用塗料・道具紹介
- 塗料:ミスターカラー(肌色、ブラウン、オレンジ、赤、黄色、黒系)
- トップコート:Mr.スーパークリアーつや消し
- 筆:面相筆(極細)、平筆、エアブラシ
- 補助道具:マスキングテープ、お湯(分解するため)、接着剤
制作工程
- 下地処理
元がほぼ一色で、全く別の色にするので、一度全て真っ白に塗装し、塗料の乗りを良くする。 - 肌の塗装
ベースにスキンカラーを薄く重ね、筋肉の溝部分に影色を加えて立体感を強調。 - 服・小物の塗装
ビーズの部分は、ハイライトを入れて、「玉」感を強調。 - 炎のグラデーション
赤、黄色、オレンジでアニメ調の炎の色合いを再現。 - 仕上げ・トップコート
全体に軽くつや消しコートを吹き、落ち着いた印象に統一。

制作中の失敗談
炎のオレンジや黄色の入れ方と黒で線入れを行なっていれば、もう少しパキッとして、
見えてたかなと思います。
個人的には、お気に入りですが、ベースの肌の色ももう少し暖かい色の方が良かったかもしれないと完成してから思います。
まとめ
元々が一色のフィギュアだったので、今回はビフォーアフターが大きく違って、楽しめましたね(笑
影を入れるとガラッと印象も変わるので、是非みなさんやってみてください!
アニメ塗りは一見シンプルですが、線と光を意識することで“アニメの一枚絵”のような魅力を出せます。
権利表記
※本記事で使用しているキャラクター名・作品名は、すべて原作者および版権元に帰属します。
引用元:尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


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